いまは、「夢」がなくても

こんにちは。いきなりですが、みなさんは将来、「○○になりたい」と言った夢はありますか。

元メジャーリーガーのイチローさんや、元サッカー選手の本田圭祐さんらが、小学校の卒業文集などで、将来、「プロ野球選手になる」、「ヨーロッパでサッカー選手になる」と言ったことを書かれていたことは、有名でよくご存知だと思います。

いま、二刀流で大活躍している大谷選手は、中学生の頃に、元メジャーリーガー・広島カープの黒田さんの「ピッチングバイブル」と言う本を読んで、黒田投手のようになりたいと練習に励まれたそうです。

このように、夢の力は大きく、子どもたちの勉強に対するやる気を引き出すのにもとても効果があります。ペガサスでは有志の教室で、子供たちに夢を見つけてもらうきっかけになる『夢合宿』を夏休みに開催してきました。試行錯誤がありましたが、合宿に参加したことで刺激を受けて、勉強に取り組む姿勢が変わったり、目標ができた子がたくさんおられました。

その反面、合宿に参加したけど、ぐっとくる夢が見つからなかった子もおられます。では、夢の見つからなかった子は、ダメなのでしょうか。そんなことはありません。何事もタイミングだと思います。

高校生活を送らているうちに、なにかピンとくるものと出会うこともあります。大人になってから、やっぱりこれがしたいと気づくこともあります。だから、いまは夢がなくても大丈夫。いま、自分に興味のあることを楽しむ、いましなければならないことをしっかりとやる、これでいいと思います。

いまは、その準備期間。夢ややりたいことが見つかった時に、大きく羽ばたけるように。

そう思って、なりたいものが見つかったときに、「あ、もっと勉強しておけば・・・」と思わなくてすむように、勉強もしてるんだなと思って取り組んでみてください。

素敵な夢が見つかって、実現するといいですね。その時はぜひ教えてください。