入試の合否判定
こんにちは。先日、『複数志願』について少し紹介をしました。今日は、合否判定について触れてみたいと思います。
一般入試の合否判定は、3月に実施される一般入試の試験結果と内申点から計算されます。
一般入試
5教科(国語、数学、理科、社会、英語)の試験があります。すべて100点満点です。その5教科の点数を全部足したものを2で割ります。250点満点に換算されます。
全教科が80点だった子は、合計400点ですが、判定をするさいは、半分にして200点として扱われます。
内申点
よく言われる内申点は、学校からの調査書の評定値から計算されます。5教科と実技4教科で計算するときの配分が異なります。
① 5教科 ⇒ 内申点の合計×4
② 実技4教科 ⇒ 内申点の合計×7.5
①と②を合計したものが内申点になります。計算式を見ていただくと5教科より実技教科の方が配分が高いことが分かります。数学が5で他は3だったA君より、体育が5で、他は3だったB君の方が内申点は高くなります。
オール5の方は、250点で、一般入試と同様に250点満点になります。
※上記の例では、B君の方が7点内申点が高くなります。A君がB君に追い付くには、一般入試で14点多く取る必要があります。得意な数学で高得点を狙いたいところです。
自分の内申点がどれぐらいあるか知りたい方は、下記のページで計算できます。
結果
基本的に上記の一般入試の結果と内申点の合計点で合否判定が行われます。
複数志願をされた方は、第1希望の高校にのみ、加算点が加えられます。西脇近隣の学区は、25点が加算されます。
感想
一般入試は、当日の試験問題のでき具合に影響をうけますが、内申点が当日に変わることはありませんので、内申点が高いほど、気持ちに余裕をもって受験できると思います。実技教科が得意な子は、より得意な分野を活かすことで入試にも有利になってくると言えます。
定期テストの結果は、5教科の順位などが主になりますが、実技教科もしっかりとしておくことで、より志望校が近くになります。
ご参考になりましたら幸いです。また、情報発信をしていきたいと思います。