辞書式って何?

こんにちは。今日は少し曇り空です。その分、昨日のように暑くなくて過ごしやすいかもですね。

私が、中学生や高校生だったころは、いまのようなスマートフォンもなければ、パソコンもまだ家庭に普及しておらず、電子辞書のような便利な道具もありませんでした。

英単語や国語の語句を調べるときは、英和辞典、国語辞典で調べていました。

例えば、「数学」を調べるときは、国語辞典では、まず「す」のところをあけて、次に、「う」は、あ行だからはじめの方にあるなと、「すうがく、すうがく」と思いながら調べていました。

いまは、ほぼ当たり前のようにスマートフォンが普及し、言葉を調べるときも、Googleなどの検索を使って、「数学」と入力すれば、言葉の意味を簡単に調べることができます。

キーボードを使って入力できるようになり、簡単に検索できるようになりましたが、その反面、辞書で調べる機会が激減したので、以前より辞書で調べるのに手間取っているように感じます。

英単語の意味を調べてもらうために、辞書を渡しても、どこに載っているのか、探すのに苦労されています。家に、辞書がないと言われた子もおられました。

先日も高校生の数学の問題で、ある英単語を辞書式に並べたとき、100番目はどんな形になりますかと言ったものがありました。

「辞書式って何ですか?」

「最初は、この文字が来るのはわかるけど、その後は、どういう順番になるんですか?」

と言った質問がありました。

何回か説明して、「そういうことか」と納得はされていましたが、普段から辞書を引くということされていないので、こう言うところで、弊害のようなものが出てくるのだなと感じました。

ちょうど、小4生がアイウエオ順で、辞書にでてくる順番を習っているところですが、辞書を使う機会がすくないと、なかなか定着しないのかなと思っています。

自分自身も調べ物をするときは、インターネットを利用して調べています。早くて便利ですが、社会にでてからもアイウエオ順に整理することもあるので、やはり辞書はひけた方がいいと思います。

みなさんはどう思われますか。古い考え方かも知れませんが、機会があれば辞書でも調べてみましょう。