中3生のプチ講師

中間テストが終わったばかりですが、教室では今週末、兵庫模試を実施します。

何人か、中3生が自習勉強に来てくれています。

昨日は、勉強に少し疲れているようでしたので気分転換?に、中1生の方程式の解き方をサポートしてもらいました。

「まず移項するねん」とか、「係数って分かる? xの前の数字で割るんやで」といろいろ1年生に分かるように、言葉を選びながら教えてくれました。

中3生 「途中の式を書かなあかんで」

私 (おい、それは僕がいつも君に言ってることやろ!!)

ある問題で、 5-2(x-2) と言う計算がありました。

中1生 「あ、これやったら3をかけていくの?」

中3生 「5-2をしたやろ? 引き算とかけ算やったらかけ算から先にせなあかんねんで」

中1生 「!?」

ここは、説明に少し苦戦していたようなので、フォローしましたが、どこを間違っているかつかむのも大切なことですね。

もうひとつ良かった点があります。

パソコンでは正答率が低いと次のステップに行けないので、
「先生、分からんから教えて。これで計算あってるか見て」
とねだる子がいます。

そういう時は、大抵は「試しに自分の計算した答えを入れて」と返しています。

で、「ケチ!」みたいになるのですが、この中3生が僕と同じように「自分の答え入れてみてん」と指導してました。

それを僕が指摘すると、「なんか、育てようと思ったら、教えすぎたらあかんと思うわ」と気付いてくれたようでした。

中3生の感想 「教えるって難しいな。こっちは分かってるけど。。予想してないやり方もするし。俺も式ちゃんと書くわ」

ちょっとは僕の苦労も分かってくれたかな(^_^;)

プチ講師を体験してみて何か気付きがあればいいなと思っています。