内申点の計算方法

こんにちは。今日は少し蒸し暑いような梅雨の時期独特の日でした。

期末テストが終わると、学校で三者面談があります。塾の方でも、希望者の方と三者面談を行っています。その際に、よく内申点の計算方法について質問があります。そこで今日は、内申点の計算方法を紹介したいと思います。

昨日のブログで実技教科の試験も内申点に関係してくるから大事ですよと触れましたが、実は内申点は、実技教科の方が高いのです。

内申点とか評定と言うと、難しく感じますが、自分のおよその内申点を知るには、通知表の結果を利用します。通知表は、各教科の成績が5段階で書いてあります。

まず、5教科(国数英理社)の成績をすべて足したものを4倍します。

オール3の場合、3+3+3+3+3=15 → 15×4=60となります。

次に実技教科、4科目(音楽、美術、体育、技術家庭)の成績をすべて足して、7.5倍します。

オール3の場合、3+3+3+3=12 → 12×7.5=90となります。

次に、最初の60と90を足します。

60 + 90 = 150

この150が内申点になります。通知表がオール3の場合、内申点は、150点になります。ちなみにオール5の方は、満点で250点です。

ここで、大事なのは、5教科の4倍に対して、実技教科は7.5倍されるということです。

「ほとんど3やったけど、1個だけ4があった」

と言う場合、5教科で4をとるより、実技教科で4をとっている子の方が内申点が高くなります。

定期テストで順位が出るのは、5教科がおおいため、実技教科の勉強がおろそかになりがちですが、内申点を計算するときに、このような影響がでてきます。

実技教科の評価は、実技の内容がしめる割合は大きいと思いますが、普段の授業の時から提出物をきちんと出したり、定期テストも、それなりの結果を残すと言ったことも大事になってくると思います。

逆に言うと、実技教科で得意なものがあると、有利だともいえます。

5教科の勉強で精いっぱいと言う方もおられると思いますが、実技教科もぜひ頑張って欲しいと思います。