宿題は罰なの??

こんにちは。昨日、ロザンの宇治原さんらがゲストで出演されていた番組の話を書きましたが、その続きのような話です。

宇治原さんが、出張に行かれた時に、ある子供向けのイベントのチラシがあったので、内容を見られたところ、優勝した子には、おもちゃをプレゼント。負けた子は、宿題1週間分と言うようなことが書いてあったそうです。

これについて、「宿題が罰のようになっている」と言われていました。

「罰でドリルをやらされるんじゃないよ」とも言われていました。

この話を聞いていて、私も思い当たることがありました。

小学生たちの授業の時で、私が注意をしたときに、

「ちゃんとしなかったら、宿題を増やしたらいいんちゃう」

と、一人の生徒さんが言いました。言われた子は、

「増えてもやらんかったら一緒や」

とうそぶいていましたが。。。私も、

「宿題、増やすで」

と言うことがありますが、これも宇治原さんが仰るように、私も宿題を罰として扱っていたのかなと思いました。

個人的には、他の塾さんよりは宿題の量は少なめだと思います。塾で習ったことを忘れないように家庭でもしっかりと復習や練習をして定着させて欲しいのですが、無理のない範囲で出すようにしています。

以前、他の塾に通われている子が、塾の宿題が終わらないので学校に持ってきて休み時間や、授業中にやっている子がいると聞きました。授業中にしているのは、本末転倒だと思ったのも、理由の一つです。

また、別の教室の先生と話した時に、

「宿題をしてこないから、叱るやろ。ほな、子供も嫌な気分になるし、塾に来るのを嫌そうにしている。こっちも叱った後、あんまりいい気分じゃない。思い切って宿題を出すのをやめた。そしたら、不思議なことに、宿題を出していた時より、成績があがった」

と言われていました。

これは、稀な例かも知れませんが、過ぎたるは猶及ばざるが如しと言うところでしょうか。

宿題は、罰ではありませんので、自分のためだと思ってやってきてくださいね。