さすが高校生!

こんにちは。昨日は、新高校1年生の授業がありました。複数名の高校生を受け入れるのは、久しぶりです。高校生になっても継続したいと言ってくだり、本当に感謝しています。

数Iは、中学生の時の文字式の計算などの延長にあたるので、計算が少し複雑になっただけですが、数Aの集合の表し方や考え方は、中学生のときは、ほとんどしていないので、少しやりにくそうです。

新しい用語や、∪や∩と言った記号も出てくるので、「どういう意味!?」と、独り言をいいながらも、なんとか理解しようと一生懸命に取り組んでくれています。

授業中に生徒さんがノートに書いている記述が、間違っている気がしたので、声をかけました。中学生の時は、あまり途中式を書かないで答えだけを書かれていたので、先入観がありました。でも、よく聞いてみると、それは、答案を作るための途中式でした。

「学校で、先生が途中の式を書かないと、○にしない」

と言われたそうで、途中の説明を書いておられたのでした。それであれば、ノートに書いてある内容でバッチリでした。

教室での演習でも面倒がらずに、しっかりと書いておられたので

「おぉ。成長したな」

と思わず声をかけました。

高校生になって2週間ほどですが、答案の書き方や取組み方が、変わっているのにとても感心しました。

高校生になったら、数学の答案は、ちゃんと途中式や説明を書かないといけないよと、アドバイスをしないといけないと思っていたのですが、そんな必要は全くありませんでした。

みなさん、どんどん成長していかれるのだなと改めて思いました。その成長の過程を間近で見せていただけて、とても幸せものだと思っています。来週も授業が楽しみです。