学習指導要領が変わるって?

こんにちは。一部の保護者様はご存じかもしれませんが、新しい「学習指導要領」について少し触れたいと思います。

4年に一度の教科書改訂が行われています。今年は、小学校が「学習指導要領」の内容を反映した新しい教科書に変わります。ちなみに、中学校は2021年、高等学校は2022年です。

ところで、「学習指導要領」とは一体なんなのでしょうか。簡単に言いますと、「学校での学びの地図」です。全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるように、文部科学省が定めた学校教育法などにもとづいて各学校での教育課程(カリキュラム)を作成する際に基準になるものです。

学習指導要領は、10年に一度大きく変わります。今回はその10年に一度に該当します。では何が変わるのでしょうか。前回の改訂時には、脱ゆとり教育で、授業時間数が大きく増えました。今回も授業時間数は増えると言われています。

これまでは高等学校でならっていた内容を前倒しで中学校で習うようにもなります。前回でも、数学では球の体積・面積など、理科ではイオンなどが中学生で習うようになりました。

小学校では、これまでの「英語活動」から高学年で「外国語科」として科目になります。また、プログラミングを活用した授業も織り込まれるなどの改訂が行われます。

小学生から英語と聞くと、うちの子はついていけるのか、不安になられる保護者様も多いかと思います。ただ、同じ学年の子はみんな一斉にかわりますので、条件はみんな同じです。あまり過剰に反応されず、まずは学校の授業をしっかり聞くことが大事だと思います。

周りの子は、塾に行きだしているし、うちもどこか行ったほうがいいのではと思われている方、学校の授業についていけるか、不安に感じられている方は、ご相談ください。
また、学校が始まって、子供さんが授業が分かりにくくて困っておられる場合も、ご相談ください。当学習塾でできる限りのサポートをさせていただきます。